この度、第59回通常総会後の理事会にて副理事長という大役を仰せつかり、誠に恐縮でありがたい思いでございます。今回任命いただき、責任の重大さを痛感しております。組合員歴も短い、まだまだ未熟者ではございますが、組合員みなさまのために、微力ながら尽力してまいります。
さて、私自身はこの業界に身を置いて25年ほどになります。建設業は、「もの(道路、橋、建物等)」をつくりますので、一般的に認知度も高く、わかりやすい業界と考えられます。しかしながら、その「もの」づくりの前段階で、検討や構想・計画があり、それをもとに測量・調査・設計がなされ、つくりはじめるというのは、建設関連に従事しない限り、案外、そこまで知られていない、というのが実情ではないかと思っております。
私事で恐縮ですが、自分の家族にも正確に建設コンサルタント業を理解してもらっているかというと、残念ながら、道半ばといったところです。ですので、未来の担い手確保といった観点から、かなり若年層からへの周知活動が必要なのではという思いです。組合活動を通じて、どのようにして業界の認知度を広げていくか、どのようにして魅力ある本業界の情報発信していくのが良いのか、考えてまいる所存です。
それから、組合は中小企業の集団です。中小企業の良い点、例えば小回りが利く、フレキシブルに動けるなどを踏まえて、組合員みなさまの事業継続・発展に寄与できるような組合活動を考えてまいります。
いずれにしろ、私自身、未熟でありますので、組合員みなさまのご指導ご鞭撻をしっかりと受け止めて、組合活動に邁進してまいります。
末筆ではございますが、みなさまのさらなるご発展を心よりお祈り申し上げます。