第59回通常総会におきまして、新たに就任された山内一晃理事長を補佐することを役割として副理事長職を任せられることになりました。一年前の第58回通常総会は、未知のウイルスと言われた新型コロナウイルス感染症が世界を席巻、止む無く書面決議となり、2020年開催予定だった東京オリンピック・パラリンピックも1年延期の7月開催を目前とした今日に至ってもそのウイルスは形を変えて今なお猛威を奮い脅かす状況が続いています。そんな中で熱い思いで新理事長という重責を担った山内理事長を私と同様に新たに副理事長に就任された藤本副理事長と共に足を引っ張ることがないように補佐していければと思っております。 当組合は中小企業を中心に北は北海道、南は鹿児島に至る全国100社以上の組合員で構成されており、基本理念は「相互扶助の精神」をスローガンに掲げています。コロナ禍という異常な状況、コロナ終息後の先読みできない日本経済の情勢など組合員の皆さまも含め社会全体が将来に対して少なからず不安を抱きながら、この厳しい状況を生き残っていかなければなりません。今こそ「相互扶助の精神」が発揮される、発揮させなければいけない時期にきているものと感じています。皆様の声を聞かせて頂けないでしょうか、その声を形にしていくことが当組合の意義だと思っています。 昨年度は各地で定期的に開催していた会員向けの講習会は全て中止、理事会はWEB会議方式と組合活動自体が自粛せざるを得ない状況となってしまいましたが、新しい生活様式に沿った形でこれからできることを新体制となる理事の皆さま、組合員の皆さまと一緒に模索しながら組合員の皆さまに寄り添った組合活動を行っていきたいと思っております。組合員の皆さまのお力添えがなければ何事もなりたちません。引き続きご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。 当組合は令和3年8月17日を以って60周年を迎えます。そんな時期に皆さまと組合活動をご一緒できることを光栄に思っております。
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